「福岡市保健福祉総合計画」の次期計画策定にあたり、誰もが認め合い、支え合い、住み慣れた地域で自分らしく暮らすことができる地域共生社会の実現に向けて、様々な世代の市民が複合化・複雑化している地域課題に関心を持ち、自分ごととして考えるきっかけとなるよう、ワークショップ「みんなで話そう、やさしい福岡の未来~保健福祉を考える~」を11月15日(土)と11月19日(水)に開催しました。

参加者の皆さんからたくさんのご意見をいただきました

20代~70代まで幅広い年齢の方々にワークショップにご参加いただき、「健康・医療」「地域福祉」「障がい者福祉」「高齢者福祉」の4つのグループに分かれて様々なご意見を出し合っていただきました。

実際のワークショップの様子
実際のワークショップの様子

グループごとに発表も

最後は出し合った意見をもとにまとめをグループごとに発表していただきました。
 それぞれのグループが、様々な視点から福岡市の福祉について考えており、福岡市の良いところはもちろん、課題についても再認識できたワークショップとなりました。

グループ発表の様子
グループ発表の様子

主な意見をご紹介します

それぞれのグループで出た意見を一部ご紹介します。

健康・医療

・健康づくりに関するイベントは多いが、注目度が低い
 ・要介護状態になる前の予防的取組みを強化すべき
 ・病院が多く、どこに行けばいいか分からない
 ・生活習慣病について学ぶ機会がない
 ・市からの情報が市民まで届いていない

地域福祉

・「福岡100」や「認知症フレンドリー」などは活動名がおしゃれで参加しやすいが、当事者の声をもっと理解する工夫が必要
 ・都市化により地域にとけ込む手段がない人が孤立している
 ・地域を支える人が少ない
 ・公民館の仕組みが分かりにくく、使いにくい
 ・地域の特色を活かした施策がない
 ・地域活動の認知度が低い
 ・災害が起こった時の対応が不安
 ・相談先が分からない

障がい者福祉

・障がいについての情報発信や当事者と交流することが必要
 ・音声案内のある横断歩道が少ない
 ・公共施設や病院、観光名所に手話通訳者が少ない
 ・障がい児の受け入れができる保育園が少ない
 ・インクルーシブ教育を進めてほしい
 ・夜間対応のサービスが少ない
 ・重度障がいがある人が安心して暮らせる取組みの充実が必要

高齢者福祉

・ふらっと行っておしゃべりできる場が少ない
 ・介護人材不足、介護の魅力発信が課題
 ・デジタル技術をうまく使えない高齢者のサポートが必要
 ・災害時の対応について、情報共有の場が必要
 ・多世代交流の機会が少ない
 ・高齢になると耳が聞こえにくくなるので、文字情報でのコミュニケーションができるよう、文字認識装置などが整備されるとよい
 ・高齢者や介護に関わる機会が少ない

参加者の声

参加後に行ったアンケートでは、9割の方から満足いただけたとの回答があり、下記のご意見・ご感想をいただきました。

・たくさんの発見があった。
・楽しくいろんな方とお話しできて、良い機会になった。
・自分にはなかった意見や考えをたくさん聞くことができて良かった。
・福祉に興味がある人たちと交流ができて非常に良かった。
・また機会があれば参加したいと思う。
・他の視点について、自分が持たない視点から物事について知れて面白かった。
・貴重な知見・情報を多く学ぶことができ、とても有意義な会だった。
・良い取組みだと思う。

さいごに

今回のワークショップは、「保健福祉」という非常に広く、難しいテーマだったにもかかわらず、たくさんの方にご参加いただき、貴重なご意見やアイデアをいただくことができました。

本当にありがとうございました。

いただいたご意見を踏まえながら、新たな保健福祉総合計画の策定や今後の取組みを進めていきたいと思います。 今後とも、福岡市の保健福祉に関する取組みへのご理解とご協力をよろしくお願いします。

記事作成:福岡市福祉局政策推進課