福岡市と福岡大学病院の連携協定(令和6年7月締結)に基づいて開発していた、ロコモ・フレイル予防を目的とした運動プログラム「アクティブF」が完成しました。
公開にあたり、「アクティブF」について、開発担当者である福岡大学病院リハビリテーション部の松田拓朗(スポーツ健康科学博士、健康運動指導士)さんに話を伺いました。

ロコモ・フレイル予防運動プログラム「アクティブF」とは?
人生100年時代、いつまでも自分で動くことができる身体を維持してほしいとの思いで開発した、足先や下肢の筋力トレーニングをメインにした運動プログラムのことです。 「F」という文字には、福岡市や福岡大学病院の頭文字のFの他、Fitness:〔運動などによる〕身体の健康、Forge:築く、鍛える、Fearless:恐れを知らない、危険や困難に対して恐れずに立ち向かう姿勢、Foster:育てる、促進する、Fulfill:実現する、果たす、といった沢山の前向きな思いが込められています。
開発にあたり、昨年度、モニター向けのメディカルフィットネス講座を実施し、その結果をヒントにしました。


「アクティブF」の特徴
3か月間のトレーニングプログラムで、2週間ごとにトレーニング内容が変化していくプログラムを考案しました。実際にWEBで運動教室に参加している様な感覚で取り組める仕様になっているところが従来の運動動画とは大きく違います。
その他の特徴としては、
・足首から下の足指・足裏の筋肉を鍛えるフットコアトレーニングと下肢の筋力を強化するレジスタンストレーニングを組み合わせて実施する
・体力レベルに応じて、3つのコースを用意しており、自身の体力レベルに応じたコースを選択できる
などがあります。
また、
・椅子があればパソコン、タブレット、スマホから、いつでも、どこでも視聴でき、取り組む場所を選ばない(視聴にかかる通信料は自己負担となります)
・1つのトレーニングは長くても10分程度のため、短時間で隙間時間にも取り組める
・2週間おきにレジスタンストレーニングの動きが変化するので、飽きずに続けやすい
・3か月間取組むことで、効果を感じる → 達成感が得られ、「また頑張ろう!」という気持ちが芽生える → 「今後も続けていこう!」という思考が生まれる →運動を継続することで、より一層動ける身体に変化し続けた結果 → 想像もしなかった素敵な未来(人生)に変わる!
など魅力も満載!です。



ぜひ、一緒に取組んで、あなたの未来を設計しましょう
9/22(月)に第1回目の動画を以下から配信します。
・福岡市介護予防応援WEBサイト
・福岡市公式LINE 健康暮らし情報
・公式LINE 福岡100クラブ・ゆるっと健康部
一人でこっそり取組んでもいいですし、家族、友達、職場の仲間と一緒に取組むのもいいです。幅広い年齢の方に取り組んでいただけるプログラムです。義務的にならずに楽しみながら、オシャレに身体を動かしていきましょう!
思考が変われば未来が変わります。さぁ「アクティブF」であなたの未来を設計しましょう!
■【福岡市からのお知らせ】 公式LINE 福岡100クラブ・ゆるっと健康部 始めました
誰もが人生100年時代を健康で生き生きと過ごせるよう、福岡市では、年齢や病気によって、心身の機能が低下する「フレイル」の予防に取り組んでいます。
そこで、健康づくりやフレイル予防に役立つ情報をお届けするLINEアカウント「ゆるっと健康部」を9月9日に開設!
「アクティブF」の情報をはじめとしたお役立ち情報をお届けしていきますので、ぜひ、ともだち登録をお願いします!!

<どんな内容が配信されるの?>
・スポーツクラブと連携した取組みや、フレイル予防に効果的な「運動」「栄養」「社会参加」などの情報をお届けします。
<「ゆるっと健康部」へ活動を投稿してみませんか?>
運動、食、趣味活動、就労、ボランティアなどの切り口から、健康づくりに取組む皆さんの様子を写真や文章などで投稿していただけます。
投稿していただいた情報については、厳選のうえ、福岡100クラブWEBサイトや介護予防応援WEBサイトで皆さんにお届けしていきます。
【投稿の方法】
LINEのリッチメニューの赤枠部分をクリック

記事作成:福岡市福祉局生活福祉部地域包括ケア推進課